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管理職向けキャリア開発支援 ~部下と対話し、キャリア開発を支援する~


期間  1日間 時間  13:00~17:30
価格(税込) 1社様向け 主催  トレノケート
コース種別  集合研修  
形式  講義+演習 コースコード  HSC0225G
このコースは定期開催しておりません。1社様向け研修としてご要望にあわせて開催いたします。
詳しくはお問い合わせください。

ワンポイントアドバイス

事例検討やロールプレイを活用し、キャリア開発支援に関する「かかわり」について体験的に学びます。 一般的に、相手の話を徹底的に丁寧に聴き切ることは難しいと言われます。どうしても自分の考えを述べたり、相手の発言を深く掘り下げる前に、「わかった気になって」会話を進めたりしがちです。そのような、自分では気づいていない「面談の癖」に、演習を繰り返すことで気づき、実務に生かすヒントを得ます。 また、部下のありがちな反応を事例にして、「管理職としてどう対応すればよいか」を対話し、多様な視点を得ます。

対象者情報

対象者
・リーダーや管理職の方
前提条件
□特になし

学習内容の詳細

コース概要
キャリアは会社が与えるものではなく、ビジネスパーソン個々が自分で考え、主体的に開発していく「キャリア自律」の考え方が主流となっています。しかしながら、キャリア開発の取り組みを部下任せで放置してしまうとうまく進まないケースも多く、上司である管理職が適切に伴走することがあわせて必要です。そのためには、面談などで定期的に部下のキャリア開発を支援することも管理職の役目といえます。
目標管理面談は、四半期に1回、あるいは、半期に1回といった決められた機会に行います。この目標管理面談は、その期の業績目標やそれに関連する能力開発目標(例:資格取得)などを中心に会話しますが、これらは、比較的短期的視点のものが多くなります。
一方、キャリアは、長期的視点で語るべきものです。
この研修では、部下のキャリア開発支援を管理職がどのように行えばよいかを体験的に学びます。

管理職は、一般に経験豊富なため、どうしても自分の考え方を部下に押し付けてしまいがちです。しかし、キャリア自律は、各自が自分のキャリアを考えることであり、管理職が行うべきことは、その部下のキャリア自律を支援することです。面談でも、部下に寄り添い、部下の考えを引き出す力が求められます。目標管理面談の中で、5分でも長期的視点を持った「キャリア開発」について対話できるようになると、部下の成長をより支援でき、互いの信頼も高まるはずです。

※厚生労働省「人材開発支援助成金」制度では、令和4年より、若年人材育成訓練等の「特定訓練コース」「一般訓練コース」を申請する場合、定期的なキャリアコンサルティング制度(キャリア開発支援などの取り組み)を、労働協約、就業規則あるいは事業内職業能力開発計画へ明記し社内周知していることが必要となりました。企業および管理職が従業員のキャリア開発を定期的に支援する取り組みは、今後ますます重要性が高まり、企業に求められるようになってきています。
学習目標
● 部下・同僚のキャリア開発支援の必要性を説明できる
● 部下のキャリア開発支援において上司がすべきこと、してはならないことを明確にできる
● 部下とのキャリア面談で、部下のやる気と能力を高める対話を構成できる
学習内容
1. キャリア開発に関する基礎知識と部下のキャリア開発に関わる上司の役割
  - キャリア開発とは何か
  - 部下のキャリアに関わる上司の役割
  - 面談の際に役立つ“キャリア理論”
  【演習】<内省・対話> 「上司として働きかけられること」

2. 事例で考える部下や同僚のキャリア開発支援 
  【演習】<事例検討> 「こんな時、どうする?」

3. 部下とのキャリア面談を行う
  - キャリア面談の流れと構成
  【演習】<ロールプレイ> 「部下の“これまでの成長に役立った経験”を聴く」
  【演習】<内省> 「面談時の自身の癖・特徴」
  【演習】<ロールプレイ> 「部下の“大事にしていること、目指す姿、今後挑戦すること”を聴く」

 ★以下の項目の講義は、演習の合間に必要に応じて組み込みます
  - キャリア開発支援のためのコーチングスキルとカウンセリングスキル
    (傾聴、受容と共感、質問、承認、動機づけなどの知識とスキル)
  - よい質問をする(内省が深まる質問、気づきを促す質問)、
    承認(自信をつけさせるアプローチ)

4.まとめ
  【演習】<内省・対話> 明日以降の「キャリア開発支援」で行うことを3つ決める

実習/演習内容詳細

演習/デモ内容
講義、ロールプレイ、グループワーク、ディスカッション、ライティング(書く)、ぺアでの作業などを行います。

ご注意・ご連絡事項

コース内容は、変更になる可能性があります。
演習は、学習の進捗、受講者のレベルやニーズによって、追加したり変更したりすることがあります。